マンジャロは、継続して使用することで副作用が軽減していくことが多いお薬です。開始直後や用量を上げた時期は症状が出やすいものの、その多くはご自身で対処できます。症状別の対処法をまとめました。
- 副作用の多くは、継続使用にともなって軽減していきます
- 副作用が全く出ない方もいます(副作用がない=効いていない、ではありません)
- 判断に迷うときは我慢せず、LINEからいつでもご相談ください
次のような場合は、すぐにご相談ください
- 耐えられないほどの激しい腹痛・背中の痛みがある
- 嘔吐が続いて水分がとれない(脱水のおそれ)
- 症状が強い・なかなか治まらない・普段と様子が違うと感じる
胃腸の症状
腹痛・胃痛・胃の圧迫感
胃の収縮が弱まり、胃がふくらむことで痛みや圧迫感・不快感を感じることがあります。
対処法
- 脂っこい食事や刺激物を控える(症状を強めることがあります)
- 痛みが強いときは、カロナール・イブ・ロキソニンなどの鎮痛薬を使っても問題ありません
※ブスコパンは使用しないでください(胃腸の動きをさらに抑え、マンジャロの作用を強めるおそれがあります)。
吐き気・嘔吐
開始時や用量を上げたあとに出やすく、多くは時間とともに軽くなります。胃に食べ物が残っていると悪化しやすい症状です。
対処法
- 吐き気が強いときは無理に食事をとらず、まずはゼリーや飴などで最低限の糖分を補給する(低血糖の予防)
- 水分は少量ずつこまめに。症状が落ち着いてから食事を再開する
- 翌日以降も続く場合は脱水のおそれがあるため、LINEでご相談ください
- 症状が強い場合は、次回以降の用量の減量・休薬・お薬の変更もご検討ください
ゲップ・胸やけ
胃の動きが抑えられて胃液が逆流することで、逆流性食道炎の症状(ゲップ・胸やけ)が出ることがあります。もともと逆流性食道炎がある方は悪化することがあります。
対処法
- 市販の胃薬で一時的に症状が和らぐことがあります
- 症状が続く・悪化する場合は、休薬やお薬の変更をご検討ください(LINEでご相談を)
便秘
対処法
- 整腸剤や下剤の内服で症状が軽減される場合があります
下痢
対処法
- 整腸剤を内服し、消化の良い食事を心がけましょう
全身の症状
めまい・動悸・しびれ(低血糖のような症状)
マンジャロ単独で急激な低血糖を起こすことはまれですが、食事量が大きく減っているときに低血糖のような症状が出ることがあります。
対処法
- 飴・チョコレート・ゼリーなどをとってください
- 繰り返す場合は必ずLINEでご相談ください
倦怠感・熱っぽさ・眠気
使い始めに見られることがありますが、継続使用で軽減していくことがほとんどです。
対処法
- 症状が強い場合は、用量の減量や休薬をご検討ください
筋肉痛(背中・太もも・ふくらはぎ)
2〜3日で自然に治まる方がほとんどです。
対処法
- つらいときは、カロナール・イブ・ロキソニンなどの鎮痛薬を使っても問題ありません
喉の渇き・頻尿
喉の渇きを感じて飲水量が増えることで、トイレが近くなる方が多いです(マンジャロ自体に頻尿を起こす作用はありません)。
対処法
- 吐き気が出ない程度に、こまめに水分補給をしましょう
- 頻尿が気になる場合は、脱水にならない範囲で飲水量を調整してみてください
肌・髪の症状
肌荒れ
食事量の減少にともなう栄養不足が主な原因と考えられます。
対処法
- 良質な脂質(青魚・オリーブオイルなど)とタンパク質を意識してとる
- ビタミンB群・ビタミンA・ビタミンC・亜鉛を多く含む食品をとる
- 発酵食品や食物繊維で腸内環境を整える
- 1日1.5〜2Lを目安に水分補給をしっかりする
- サプリメントや内服薬での補充も可能です
抜け毛
お薬の直接の作用ではなく、食欲が抑えられることによる栄養不足の影響と考えられます。
対処法
- タンパク質・ビタミンB群・鉄分・亜鉛を多めにとることで改善が見込めます
湿疹・蕁麻疹
お薬のアレルギーや炎症のほか、まれに極端な糖質制限によって、かゆみを伴う湿疹が出ることがあります。
対処法
- 気になる症状があれば、LINEでご相談ください
注射した場所の症状
かゆみ・赤み
お薬のアレルギーのほか、毎回同じ場所に打っていることや、細菌による炎症が原因のことがあります。アルコール消毒が肌に合わない方もいます。
対処法
- 注射する場所を毎回少しずつずらす
- アルコールが合わない場合は、アルコール不使用の消毒への変更も可能です(LINEでご相談を)
しこり
同じ場所への注射や炎症で、しこりができることがあります。注射が浅いと、ぷっくり腫れることがあります。
対処法
- 赤み・熱感・痛みがないか確認しましょう(ある場合はLINEでご相談を)
- キットは体に軽く押し当てて注射してください
こころ・その他の症状
気分の落ち込み・無気力感
もともと気分の浮き沈みがある方は、症状が出やすいことがあります。
対処法
- 悪化する場合は無理をせず休薬しましょう。LINEでご相談ください
生理の乱れ・不正出血
お薬の直接の作用ではなく、急な体重減少によるホルモンバランスの変化が影響することがあります。
対処法
- 無理のないペースでの減量を心がけましょう
まれですが注意が必要な症状
- 激しい腹痛・背中の痛み — 急性膵炎の症状と言われていますが、実際に起こるリスクはかなり低いとされています。耐えられない痛みがある場合はすぐにご相談ください
- 健康診断での肝機能の異常 — 異常値が見られた場合は、ご相談のうえ休薬をご検討ください
- 胆石症など胆道の病気がある方 — 長期間食事量が減ることによるリスクが指摘されています。強い腹部症状が出た場合は早めにご相談ください
相談するか迷ったら
どの症状でも、気になることや不安があれば、いつでもLINEからご相談ください。症状に応じて、用量の調整・休薬・お薬の変更をご案内します。
※本ページは一般的な目安です。効果・副作用には個人差があり、症状の程度や既往歴・併用薬によって対応が異なる場合があります。気になる症状はLINEでご相談ください。