低用量ピル

低用量ピルとは

低用量ピルとは黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類の女性ホルモンを合わせてできたお薬です。
99％以上の避妊効果があり、コンドームや緊急避妊薬よりも避妊効果が高く、月経困難症等による生理痛や生理不順、月経前症候群（PMS）、ニキビなどの肌荒れにも効果があります。

1ヶ月分1シートに28錠あり、そのうちの21錠が実薬と呼ばれる薬効成分が入っている錠剤で、残りの7錠はプラセボといって薬効成分の入っていない錠剤となっています。
当院で取扱っている低用量ピルはすべて28日型になりますので毎日1錠をお飲みいただくタイプになります。

当院取り扱いの低用量ピルは以下の５種類で、いずれも自費診療となります。

• アンジュ｜第２世代、不正出血が起こりにくい、安定した生理周期をつくる
• トリキュラー｜第２世代、不正出血が起こりにくい、安定した生理周期をつくる
• ファボワール｜第３世代、男性ホルモンを抑制する、ニキビや多毛症の改善に効果あり
• マーベロン｜第３世代、男性ホルモンを抑制する、ニキビや多毛症の改善に効果あり
• ラベルフィーユ｜第２世代、不正出血が起こりにくい、安定した生理周期をつくる

副作用について

初めてピルを内服した場合、吐気や倦怠感、頭痛、乳房の張りや痛みを感じる場合があります。これらは一時的な症状であることがほとんどですが、人によっては2〜3週間ほど続く場合もあります。乳房の張りは、3〜6ヶ月続くこともあります。体内でのホルモンが安定すれば、症状が消失することがほとんどです。
また、低用量ピルの服用を中止すれば、約90%の方が中止後3か月以内に排卵が再開すると言われています。実際には服用中止後1ヶ月以内に排卵が再開する方が多いです。排卵が再開すれば妊娠が可能となります。

費用について

	1ヶ月分	3ヶ月分	6ヶ月分	12ヶ月分
アンジュ トリキュラー ファボワール マーベロン ラベルフィーユ	2,700円	8,100円	15,000円	28,000円